航空会社によって特色のあるキャビンアテンダントの制服
多くの女性が憧れるキャビンアテンダントの制服ですが、航空会社によってデザインは大きく異なります。そのため、受ける印象も大きく変わってきます。制服に込められたメッセージ等もありますので、航空会社ごとに詳しくみていきましょう。日本に限らず海外の航空会社の制服も取り上げていきます。
チャイナエアライン
まずは台湾の「チャイナエアライン」の制服を紹介します。デザインを担当したのは、以前アカデミー賞でノミネートされた経歴を持つ張叔平さんという方です。チャイナドレスをベースに今風のアレンジを施した、爽やかな印象を与えるデザインの制服です。
中国東方航空
次に中国の「中国東方航空」の制服を紹介します。フランス人のデザイナーであるクリスチャン・ラクロワさんがデザインしました。非常にファッション性の高いデザインとなっており、オシャレな制服です。赤のベルトやスカーフ、そしてネイビーブルーの制服の組み合わせにより情熱的でありながらプロフェッショナルな雰囲気を感じ取る事ができます。シンプルかつ洗練されたデザインと言えます。
タイガーエア・オーストラリア航空
3つめに紹介するのが、オーストラリアの格安航空会社「タイガーエア・オーストラリア航空」の制服です。白をメインに、オレンジとグレーを組み合わせた制服は軽やかな印象を与え、乗客としても話しかけやすいような雰囲気があります。
カンタス航空
4つめもオーストラリアから、「カンタス航空」の制服を紹介します。マーティン・グラントさんがデザインした、赤色を取り入れた大胆でありながらスタイリッシュな形状の制服は、非常に洗練された印象を与えます。ちなみに、イメージモデルにはあのミランダ・カーさんが選ばれた事でも有名です。
ブエリング航空
5つめは、スペインバルセロナに拠点がある「ブエリング航空」の制服です。この航空会社の制服の最大の特徴は、デザイナーに依頼する事なく「ブエリング航空の従業員みんなで考えた」という点です。デザインを決める際に行った社内投票では投票率が8割ほどにもなり、高い関心度の中で行われたそうです。とは言え決してチープな印象を与えるようなデザインではなく、黄色を取り入れたエレガントな雰囲気の制服となっています。
ANA
最後に日本の「ANA」です。ANAの制服には「挑戦・安心・おもてなし」というメッセージが込められています。デザインを担当したのはプラバル・グルンさんという方です。世界中のセレブが彼のデザインしたブランドを愛用しています。全体的に落ち着いた印象の制服ですが、随所に華やかさが見えるデザインとなっています。
印象が大きく変わる
このように、キャビンアテンダントの制服といってもさまざまな種類があります。デザインによって乗客に与える印象も大きく変わりますので、航空会社にとっては非常に重要な要素の1つであると言えます。
CAのシンボルとも言える制服は、会社のイメージに直結するという点でも影響力抜群。その会社の大切にしている理念や伝えたいメッセージなどを表現するツールとしても非常に重要な存在です。
CA Mediaより引用
